足首を捻ってしまった:足関節外側靭帯損傷
足関節捻挫(足関節外側靭帯損傷) バスケットボールやバレーボールで、ジャンプの着地で誤って人の足の上にのってしまったり、サッカーやラグビーでグラウンドのくぼみや芝生に足をとられて、足首を捻ってしまうことがあります。足首の捻挫は、スポーツでおこる最も多い「ケガ」のひとつです。 捻挫とは、関節を支持している靭帯がいたむことです。 足首の捻挫は、多くは足首を内側に捻っておこります。そのため、足首の外側の靭帯がいたみます。外くるぶしの前や下に痛みがあり、腫れがみられます。 捻挫をしてしまったらできるだけ早くにRICE処置を行い、札幌スポーツクリニックへ受診にきてください。 個人差はありますが、およそ下記のようなスケジュールで治療を行います。 * 受傷~約2週間・・・ギプスで固定 きちんとした足首の固定、そして十分なリハビリテーションを行わないでスポーツに復帰すると、また捻挫を繰り返してしまったり、足首に痛みなどの後遺症を残すことがあります。 受傷からスポーツ復帰までの治療は大きく3段階に分かれます。 ・第一段階は、捻挫をした足首を一定期間しっかりと固定することです。 ・第二段階は、固定によりかたくなった足首を柔らかくし、関節の動きを良くすることと、足首の周囲の筋肉を鍛え、衰えた筋肉の力を取り戻すことです。 ・第三段階は、体のバランスをとる練習をします。さらに、ジョギングやダッシュ、ストップ、サイドキックなどの実践練習も行って、スポーツに復帰します。 |
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